少年サッカーに自主練は必要?僕が「練習しなさい」と言わなかった理由

少年サッカーの試合で相手選手をかわしながらボールを運ぶ子ども 好きなまま育つ練習量・続け方

「自主練って、させた方がいいのかな?」

そう思ったことがある方へ^^

うちは、家で練習メニューを作ったことはありません。

それどころか、
「練習しなさい」
って言ったこともありませんでした。

でも、息子たちは自分から
「トラップするから高いボール蹴って」
と言ったり、

「ロングキックってどうやって蹴るの?」
と聞いてきたりしていました。

だから僕は、親がわざわざ「自主練しなさい」って言わなくてもいいんじゃないかな、って思ってるんです。

その理由は、「自主練」よりも、大切にしたいことがあったからです。

家では「自主練」より「ボール蹴りに行こうぜ!」

息子たちは、チームとスクールに通っていました。

チームで練習する。
スクールでも練習する。

練習は週に2日~3日だったけど、家でまで「練習」しなくてもいいんじゃないかな、って思ってたんです。

というか、
「練習しよう!」
って言われるだけで、ちょっとテンション下がりません?

なんか真剣にやらないといけない感じがして(笑)

でも、

「ボール蹴りに行こうぜ!」

なら遊びなんです^^

僕もボールを蹴りたいので、3人で試合をしたり。
河原にある隙間を狙って、そこにボールを入れたり。
高いボールを蹴って、トラップしたり。

そんなことをしていました。

特にトラップは、2人ともよくやっていました。

「トラップするから、高いボール蹴って」

って言うんです。

高く上がったボールが、足元でピタッと止まる。

あれ、気持ちいいんですよね^^

僕自身、その気持ちよさを知っていたので、息子たちも楽しかったんだと思います。

でも、
「今日はトラップの練習をしよう」
って、僕が決めてたわけじゃありません。

遊びの中で、息子たちが、やりたいことをやる。

うちの家でのサッカーって、そんな感じでした。


うちでは「練習のない日=何か練習を足す日」にしないで、友だちと自由にサッカーする時間も残していました。

そのあたりは、こちらの記事で詳しく書いています^^

友だちとのサッカーは「練習」とは別|遊びのサッカーを残した理由
少年サッカーの練習がない日は、自主練をさせた方がいい?うちでは学校や河原に友だちが集まり、自由にサッカーを楽しんでいました。ミスを気にせず好きなプレーを試せる「練習じゃないサッカー」を残してよかった理由を、息子たちの経験から紹介します。

「練習しなさい」と言わなくても、自分からやることはあった

「練習しなさいって言わなかったら、何もしなくならない?」

って思うかもしれません。

でも、少なくともうちの息子たちは、やりたいことがあると自分から言ってきました。

トラップもそうですし、ロングキックも、
「どうやったら遠くまで蹴れるの?」
って聞いてきたことがありました。

そういうときは、僕が遊びの中で教えていました。

できなかったからといって、
「じゃあ、明日から毎日これをやろう」
ってことはしませんでした。 

僕のスタンスは、

聞かれたら教える。
やりたいって言われたら一緒にやる。

そのくらい。

親の目線からだと、

「あれもできるようになった方がいい」
「これも練習した方がいい」

って、いろいろ見つけちゃいますよね。

でも、それをぜんぶ家での課題にしたら、家までサッカー教室みたいになっちゃう(笑)

だから、本人たちから
「これやりたい」
って言ってきたときに付き合えばいいと思っていました。

3日、4日ボールを触らなくても気にしなかった

3日、4日ボールを触らない日があっても、僕はぜんぜん気にしていませんでした。

「まずい。今日やらせないと」
って思ったことはありません。

だって、

数日すればチームかスクールがありますから^^

そこでまたサッカーをするんだから、それでいい。

僕は、ボールを触ってない時間が、「やりたい」と思うエネルギーを生む時間でもあるんじゃないかなって思っています。

サッカーから離れる時間も、ちゃんと取れているか。

僕は、そっちの方を見ていました。


そもそも、うちはチームやスクールを合わせても、サッカーは週3回までにしていました。

「毎日やらなくても大丈夫」って考えてる理由は、こちらの記事にも詳しく書いてあります^^

少年サッカーは毎日練習しないと差がつく?|うちが「週3回まで」にしていた理由 
少年サッカーは毎日練習しないと周りと差がつく?うちではチームとスクールを合わせ、習い事としてのサッカーは週3回程度までにしていました。練習日数を増やすより、集中できる状態や学校生活とのバランスを大切にした理由を紹介します。

レアルのコーチに教えられた「今の年齢でやること」

「その年齢でやること」を意識するようになったきっかけは、レアルのスクールでの出来事でした。 

一度、息子を一つ上の学年のクラスに入れようかと思ったことがあったんです。

チームでも上の学年とやっていたので、上のクラスの方がレベルも高いし、いいんじゃないかなと思って。 

でも、そのときコーチから、

「今の年齢の息子に教えたいことがあるから、同学年の方がいいですよ」

という話をされました。

これを聞いて、
「なるほど、そうか~」
って思ったんですよね。

上のことを早くできるようになることばかりが、成長じゃないんだなって。

同じ意図の練習でも、その年齢には、その年齢でやることがある。

それをやって、その次のレベルに進めばいい。

そう考えるようになりました。

理解できることも、体の使い方も、年齢とともに変わっていきます。

だから僕は、
「周りより早く」
よりも、

「今はこれをちゃんと理解してやれるように」
と思えることの方を大事にするようになりました。

僕自身は、早く上手くなることより、やりすぎてサッカーが嫌になったり、体に負担がかかったりすることの方が心配だったんです。

「もっと自主練しないと」と言わなかった3つの理由

僕が家で毎日の練習メニューを作らなかった理由は、この3つ^^

  • サッカーを嫌いにさせたくなかった
  • 本人が必要だと思ったときにやればいいと思っていた
  • それと、チームやスクールですでに練習していた。

中でも一番大きかったのは、
やらされてやるのって、楽しくないじゃん
ってことです(笑)

もちろん僕だって、
「もうちょっとやったら、上手くなるんじゃない?」
って思ったことはあります。

親なので(笑)

でも、その気持ちが、
「だったら毎日これをやりなさい」
に変わってしまうのは、ちょっと違うな
って思っていました。

自主練まで親が管理して、

「今日はやった?」
「まだやってないの?」

って宿題みたいになっていく。

せっかく
「サッカーをやりたい」
で始まったものが、

「やらないといけない」
に変わったら、もったいないじゃないですか。

僕は、親主導の自主練って「やらないといけないもの」になってしまう気がするんです。


親の「もっと上手くなってほしい」っていう気持ちと、どう付き合ってきたかは、こちらの記事でも書いています^^

「もっと上手くなってほしい」が逆効果に・・・|子どものサッカーのために親が手放すべきこと 
子どもにもっと上手くなってほしい。そんな親の気持ちが大きくなりすぎると、試合時間や評価、ミスばかりが気になることもあります。わが家でも親が熱くなりすぎた経験から、子どものサッカーのために手放したことを紹介します。

本当の「自主練」って?

そもそも、自主練って、
自主的にやる練習

ですよね^^

だとしたら、親が、

「今日、自主練した?」
「まだやってないの?」
「毎日これやりなさい」

って言ってやらせるのって、本当に自主練なの?

僕は、ちょっと違う気がするんです。

息子たちは、やりたいことがあれば自分から言ってきました。

僕は、それに付き合えばいい。

僕が大事にしたかったのは、

親が言わなくても、「やりたい」って自分から思えること。

そういう気持ちでいてもらうために、子どもたちとどう接すればいいか?

それを突き詰めていったんです^^

まとめ|自主練より「これ」を大切に

うちでは、自主練メニューなんて作ったことありません。

だからといって、自主練は必要ないと思っていたわけでもありません。

僕にとって大切だったのは、
自主練をさせることより、サッカーを「やらされるもの」にしないこと。

やりたいからやる。
できるようになりたいなら聞く。

子どもたちに、そんな気持ちでいてもらうこと。

僕は、それがいちばん大事なことだと思っています。

だから今も、
親が「自主練をさせる」ことより、子どもが自分から「やりたい」と思える状態を残すこと。

そのために親はどう関わればいいのかを、ずっと考えています^^