毎日練習しないと、差がつく?
子どもがサッカーをしていると、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
うちの息子たちは小学生のころ、
チームやスクールの練習は、週3回まで。
それ以上は増やしませんでした。
それは、
練習回数を増やすことより、もっと大事にしていたものがあったからです。
結果的に、息子たちはそのペースでも、試合でしっかりプレーできるようになりました。
なぜ、週3回までなのか?
僕が練習回数について、どう考えていたかを書こうと思います^^
週3回しかボールを触らないという意味ではない
ここは最初に伝えておきたいところです。
週3回にしていたのは、
チームやスクールなどで行う、時間やメニューが決まった練習
です。
練習のない日に、
- 家でボールを触る
- 学校の友だちとサッカーをする
- 公園で遊びながらボールを蹴る
そういうことまで止めていたわけではありません。
本人がやりたければ、勝手にやっていました。
ただ、
コーチがいて、
時間が決まっていて、
練習メニューがあって、
集中して取り組む。
そういう練習は、週3回まで。
僕は、そこを分けて考えていました。
毎日練習すれば、その分だけ上手くなる?
子どもに上手くなってほしいと思えば思うほど、練習量を増やせばいいんじゃないかなって思うかもしれません。
週3回より4回、4回より5回。
毎日やれば、その分だけ上手くなるんじゃないか。
僕も、そう考えたことがあります。
でも、あるとき、
練習は「何回行ったか」だけでは決まらないんじゃないか?
って感じたんです。
そのキッカケは、家庭教師時代に教えていた生徒たちの成績の伸び方でした。
毎日教えていた子より、週2~3回くらいの子の方が、成績が安定して伸びることが多かったんです。
もちろん、毎日の生徒は、最初のスタートダッシュでの伸びが良かったのは確かです。
ただ、だんだん心と体に疲れがたまっていってしまう・・・
僕は、この経験から、
「回数を増やせば、その分だけ伸びるわけではない」
ということが、サッカーにも当てはまるんじゃないかと考えるようになりました。
疲れた状態で参加する1回。
体も頭も元気で、
コーチの話を聞いて、
自分で考えながら取り組める1回。
同じ「練習1回」でも、まったく違います。
だから、
「もう1日増やそう」
と考えるより、
参加する1回を、ちゃんと集中してやれているか
を見るようにしてきました。
練習に行くだけでは、意味がないと思っていた
練習に行けば、
「今日もサッカーをした」
という回数は増えます。
でも、
疲れている。
集中できていない。
コーチの話が頭に入っていない。
周りを見る余裕もない。
ただ練習メニューをこなしている。
そんな状態なら、
僕は回数だけ増やしても、あまり意味がないと思っていました。
サッカーの練習では、
- コーチの話を聞く
- 周りを見る
- 判断する
- ミスをする
- よく考えてみる
体だけではなく、頭もかなり使います。
だから、
練習に参加できるかではなく、集中して参加できるか。
こっちの方を大切にしていました。
「今日はサッカーの日だ!」と思えるくらいが、ちょうどよかった
週3回までなので、練習のない日があります。
練習まで何日か空くので、
「今日サッカーだ!」
「やっと練習だ!」
という感じでした。
僕は、それくらいがちょうどいいと思っていました。
毎日予定が入っていて、
「今日もサッカーか・・・」
となるより、
「今日はサッカーができる!」
と思ってグラウンドに行く。
その方が、1回の練習にも集中できる。
うちの場合は、週3回くらいのペースだからこそ、
次の練習を楽しみにしながら、1回1回に集中して取り組めていた
と思っています。
試合が入った週は、さらに詰め込まない
週末に試合があれば、それだけで負荷が大きくなります。
試合では、
走る。
相手と競る。
判断する。
緊張する。
勝ち負けがある。
など、いろいろ練習とは違う疲れがあります。
だから、
試合の翌日に強度の高い練習。
その次の日もまた練習。
というように、試合の翌日から練習を詰め込むことはしていませんでした。
もし毎日練習が入っていたら、
「みんなも行くから・・・」
と疲れていても行くかもしれません。
試合に勝って、思いどおりにプレーできた日なら、気持ちは元気かもしれません。
でも、
負けた。
注意された。
ベンチに下げられた。
そんな試合のあとなら、体だけでなく、心もまだ回復していないかもしれません。
僕は、そこまで含めて、次の練習のことも考えるようにしていました。
疲れた状態が続くと、ケガをするリスクも増・・・
疲れがたまった状態で、さらに練習を重ねることも避けていました。
体が疲れている。
集中力も落ちている。
そんな状態で練習に参加して、もしケガをしてしまったら、
「もう1日練習を増やしたこと」が、逆に長くサッカーをできない原因になってしまうかもしれません。
疲労骨折のように、繰り返し負荷がかかることで起こるケガもあります。
もしそうなったら、何のために練習を増やしたのか分からなくなってしまいます。
だから僕は、
「今日も練習できるか」ではなく、「今日もいい状態で練習できるか」
を見るようにしていました。
それに、小学生にはサッカー以外にも、学校や宿題があります。
練習を増やした結果、宿題で寝るのが遅くなったり、睡眠時間が削られたりして、次の練習に疲れた状態で行くことになったら本末転倒です。
僕は、サッカーのために生活を崩して、そのせいでサッカーの質まで落とさないようにと考えていました。
「週3回しか」ではなく、逆転の発想
周りに毎日練習している子がいると、
「うちは週3回しかやっていない」
と思ってしまうことがあります。
でも僕は、
「しか」ではなく、その週3回で何ができているか
を見るようにしていました。
練習に集中できているか。
コーチの話を聞けているか。
自分で考えながらプレーできているか。
思い切り体を動かせているか。
そして、
次の練習にも元気に行けているか。
そこができているなら、親が不安だからという理由だけで、練習日を増やす必要はないと思っています。
週3回という数字そのものが大事なのではありません。
回数よりも、1回1回をどんな状態でやれているか。
うちが見ていたのは、そこでした。
まとめ|週3回は、うちにはちょうどいい練習量だった
息子たちの小学生時代、チームやスクールなどで行う練習は、基本的に週3回まででした。
でも、週3回しかサッカーをしていなかったわけではありません。
やりたければ、
自分でボールを触る。
友だちとサッカーをする。
遊びの中でボールを蹴る。
ただ、
親が予定を入れて行かせる練習を、毎日のように詰め込まなかった
ということです。
僕が大切にしていたのは、何日練習したかではありません。
その1回に、どれだけいい状態で取り組めているか。
週3回で集中して取り組めているなら、僕はそれで十分だと思っていました。
毎日練習しないと差がつく。
そう考えると、親はつい不安になってしまいます。
でも、
練習回数を増やすことと、上手くなることは同じではない。
うちでは、1回1回の練習にしっかり向き合える週3回が、息子たちにはちょうどいいペースでした。

