「パスは足元に出すだけじゃない」|シャビの動画と遊びで学んだ、相手の逆を突く「駆け引き」 

少年サッカーの試合で、味方と相手の位置を見ながら相手の逆を突く「シャビのパス」を選んだ場面を紹介する画像 遊びで伸ばす少年サッカー

パスの練習っていうと、
向かい合って、
相手の足元へ正確に蹴る。

そんな対面パスが多いですよね。

でも僕は、
「試合で使うパスって、これとはちょっと違うよな」
って思っていました^^

試合では、味方も動く。
相手も動く。

だから、

同じ味方にパスを出すとしても、どこを通すかで通りやすさが全然違う。

そのイメージを息子たちにも持ってほしかったんです!

「なんでこんなにパスが通るんだろうね?」

いきなり、
「こういうパスを出しなさい」
といっても理解できない、、、

そう思った僕は、まずは一流のプレーを一緒に見ることにしました^^

それが、シャビの動画。

バルセロナで活躍した一流選手。

息子たちに見てほしかったのは、ものすごい足技じゃありません。 

  • 取られないボールの置き場
  • 相手をいなすプレー
  • なぜか取れないパス

ゲームをコントロールする技術にたけていました。

そして、子どもたちには、
「なんでこんなにパスが通るんだろうね?」
って聞きながら見せてました^^

シャビのパスを見ていると、ただ味方の足元に向かって、まっすぐ蹴っているだけじゃないことに気付きます。

とくに、斜め前のスペースへ走り込んでくる味方に対して、相手が取りにくいところを通して、味方のところへ届ける。

そんなパスが芸術でした。

僕が息子たちに見てもらいたかったのは、難しいキックの技術とかより、
「パスって、こんなところも通せるんだ」
というイメージでした^^

動画を見ながら「このパスすごくない?」

動画を見ていると、
「そこ?」
なんで相手が取れないのか不思議なパスがたくさん通ってました。

大人からすれば、理屈は簡単。

ディフェンダーは、近くの相手と駆け引きしながらパスカットを狙っています。

正直に味方に向けてパスを出しても、そこは狙っているし守りやすいんです。

だから、あえて味方に向けず、相手の重心とは逆側を通せば、ディフェンダーはパスカットに動きにくい。 

もっと簡単にすると、こんな感じです^^

「この場合、どこにパス出す?」

同じ味方へのパスでも、相手の右側を通すのか、左側を通すのか。
それだけで、通りやすさが変わります。

あえて「味方に向けて」ではなく、最後に味方と「こんにちは」するパス。

それを
「シャビのパス」
って呼んでました^^

味方がどこにいるかだけじゃなくて、相手がどっちを狙っているのかまで見ること。

正直なパスとシャビのパス。

その両方が通ることを知っていれば、世界が広がると感じて動画を一緒に見ていました^^

実際に体験してもらった

動画だけじゃなくて、実際に子どもに体験してもらいました。

僕がディフェンダーになって、

「こんな状態ならどこに通りやすそう?」

みたいな感じです。

パス出しと受け手が息子たち^^

正直なパス。
シャビのパス。

実際に体験してもらって、

「どっちが受けやすい?」
「どっちの方がディフェンダーが取りにくそう?」

って考えながらパスをしてもらいました。

言葉だけで、
「相手の重心の逆を狙え」
なんて言っても、小学生には難しすぎ。

でも、自分で体験してみると、
「あ、こっちの方が通りそうだな」
って感じられる。

その風景を体験してもらった方が分かりやすいって思っていました^^

小学生なら、まず「シャビのパス」を知ってるだけでいい

それまでは、味方がそこにいたら、
そこに向けて正直なパスを出す
ことが多かったです。

でも「シャビのパス」を覚えてから、少しずつ、
相手の逆を狙ったパス
が増えていきました。

味方が今いる場所じゃなくて、これから走り込んでくるところへ出す。

しかも、ただその方向へ蹴るんじゃなくて、
相手の逆を狙って取りにくい方を通す。

大事なのは、
きれいなカーブを蹴れることじゃない。

まず、
「パスを通せる場所は、味方の足元だけじゃない」
と知ること。

  • 相手の右からも通せる
  • 左からも通せる
  • 相手の後ろにも出せる
  • 味方がこれから走る場所にも出せる

その中から、
「今はどこが一番通りやすい?」
って考えられる。

まずは、そのイメージを持つことが大事だと思っています^^

対面パスでは見えない景色がある

対面パスは、狙った場所へ正確に蹴る練習。

ただ、試合で使うパスとは、少し違う。

対面パスなら、

  • 受け手が目の前にいる。
  • 相手はいない。
  • どこを通すかを考える必要は、ほとんどありません。

でも試合では、

  • 味方が動く
  • 相手も動く
  • スペースも変わる

だから、「どこに出せば通る?」という景色は、試合や試合形式の練習の中で見ていくしかないんじゃないかなって思っています。

シャビの動画を見せたのも、その景色を先に知ってほしかったからです。

まとめ|「誰に出す?」より「どこを通す?」

うちでやっていた「シャビのパス」。

最初は、シャビの動画を一緒に見ながら、
「なんでこんなにパスが通るんだろうね?」
って考えたところから始まりました。

同じ味方へのパスでも、相手のどちら側を通すかで、通りやすさは変わります。

僕が息子たちに知ってほしかったのは、
パスは、味方の足元へまっすぐ蹴るだけじゃない
ってこと。

  • 味方を見る
  • 相手を見る
  • 相手がどっちに動きやすいかを見る
  • その先のスペースを見る

そして、一番通りやすいところへボールを届ける。

うちでは、それを覚えやすいように、
「シャビのパス」
って呼んでいました^^