「相手が来たら、どうしたらいいの?」
サッカーを始めたばかりの子って、相手がボールを取りに来ると、 慌ててボールを蹴っちゃったりしますよね。
うちの息子たちも年中さんのころは、まだそんな感じでした^^
相手の動きを見て、スッとかわす。
その感覚をどうやったら園児にも分かるように伝えられるかな?
そこで親子でやっていたのが、
「マタドール」
という遊びでした^^
僕が「牛」になりました(笑)
やり方はめちゃくちゃ簡単です。
僕が両手の人差し指を頭の横に立てて、牛になります(笑)
そして息子に向かって、突っ込んでいく。
息子は、それをかわすだけ^^
最初のうちは、ボールも使いません。
- 僕が右から行ったら左へ逃げる。
- 左から行ったら右へ逃げる。
そんな感じです。
でも、何回かやっていると僕から聞きます。
「牛さんがこちらから来たよどうする?」
すると子どもなりに考えるんですよね。

最初は斜めから、慣れてきたら真正面から向かったり、かわされた後もう一度向かってあげたりしてください^^
反対へ逃げるだけじゃない
右から相手が来たら、左へ。
左から来たら、右へ。
もちろん、それでもかわせます。
でも、毎回それだけだと相手にもバレちゃいます。
だから遊びながら、左へ行くような動きをして……
やっぱり右。
みたいなこともやっていました^^
相手からすると、
「そっち行くんじゃないの?」
ってなる。
これって、難しい言葉で言えばフェイントなのかもしれません。
でも園児に、
「相手の重心を動かして逆を取ろう」
なんて言っても、分かるはずがない(笑)
それより、
「こっちに逃げると思わせて、こっち!」
で十分なんですよね^^
相手に向かっていかなくていい
僕がこの遊びで一番伝えたかったのは、フェイントの形ではありません。
相手が勢いよく来る。
だったら、その力を真正面から受けるんじゃなくて、
スッと横へずれる。
相手が行ったところとは違う場所へ動く。
僕はこういうのを、
「相手の力をいなす」
みたいに考えていました。
息子たちは、足がめちゃくちゃ速いわけでも、身体が特別強いわけでもありませんでした。
だから、
力対力で勝とうとするより、相手がどう来るのかを見て、その力を利用する。
そっちの方が合ってると思っていたんです。
牛のタイミングも変えた
「サッカーの練習」って聞くと、ボールタッチとか、ドリブルとか、シュートとか。
どうしてもボールを使うものを考えますよね。
でも僕は、小さいころは、
「ボールがなくてもサッカーにつながる遊びはいっぱいある」
って思っていました。
このマタドールもそうです。
- 相手を見る
- 相手がどっちから来るのかを見る
- そのまま逃げるのか
- 一回逆へ行くふりをするのか
- どれにするかを自分で決める
それを、親子で笑いながらやっていました^^
そして、もうひとつ重要なこと。
それは、、、
牛が突っ込むタイミングを変えること。
ボールが足元に来た瞬間に牛に狙われてるのか、
それとも、
ボールを受けたとき牛がまだ離れているのか。
それによって、トラップする方向が変わったりします。
実際、サッカーの試合中でも、
相手が勢いよく来たときに慌てず、どんなタイミングで相手が寄せてきているか判断して、スッとかわす。
そんな場面につながっていったように感じています。
「正解」を教える遊びじゃない
ここで大事なのは、
「右から来たら左へ行く」
って覚えさせることじゃありません。
それだと、1つの答えを覚えるだけになっちゃう。
僕が見ていたのは、
「どう避けるか?」
です。
- 右でもいい
- 左でもいい
- 一回右に見せて左でもいい
- 左に見せて右でもいい
そのときの相手を見て、自分で決めればいい。
わざと難しいタイミングと方向から行って、ボールを奪うこともしました。
遊びだから、失敗しても笑って終わり^^
それも含めて、いろいろ試してもらいました。
まとめ|相手の力をまともに受けない
うちでやっていた「マタドール」は、僕が牛になって、息子がそれをかわす。
ただそれだけの遊びです(笑)
でも、その中で伝えたかったのは、
「相手が来たら、うまく相手の力をいなすこと」
ということ。
相手の動きを見る。
一度逆へ行くふりをする。
スッとかわす。
牛になって追いかける。
「¡Olé! 」
息子は笑いながら避ける^^
そんな遊びの中で、相手の力をまともに受けず、どうかわすかを自分で考える。
小さいころは、難しいことを教えるより、遊びの中で「あ、こうすればいいんだ」を経験する。
僕は、その方が子どもには伝わりやすいと思っています。

