小学生の8人制サッカーは、あくまで通過点。
だから、「うちの子、あんまり目立たないな」と感じていても大丈夫^^
うちの息子たちは、身体能力がすごく高いわけではありません。
何かひとつ、突出した武器があるタイプでもありません。
でも僕は、小学生のころから、「11人制になったら、今より楽になると思うよ」って、よく伝えていました^^
中学生になれば、11人制でコートが広くなる。
味方もスペースも増える。
そうなれば、息子たちが得意だった「周りを見る」「空いているところを見つける」「判断する」という部分が、もっと生きると分かっていたからです。
実際に11人制になって、その持ち味はかなり出ています^^
8人制のときの評価にとらわれないように。
僕はずっと、そう考えていました。
スペースを見つける
息子たちは小さいころから、
- どこにスペースがあるか
- 相手がいないところはどこか
- どこに立てば次のプレーにつながるか
そういうところを見つけるのが得意でした。
もちろん最初から得意とかじゃなく、いろんなことを癖にしていったから^^
たとえば、その1つに、ボールを持っていないときのキョロキョロがあります。
実際、小学生のころも、コートが広い方がそういう場所を見つけやすいのか、持ち味が出ていました。
逆にコートが狭いと、どうしても相手との距離が近くなるので、
せっかく空いているところを見つけてパスを出しても、味方がボールに追いつくころには相手も寄せてきていたり、
いいところに出したつもりでも、スペース自体が消えてしまっていたり。
だから、息子が小学生のころに感じていたのは、「これはコートの広さもあるな」ってこと。
周りのお父さんたちからも、「広いピッチの方が合ってるよね」と言われていました。
息子たちは、広いコートの方がプレーしやすそうだったし、実際に活躍することも多かったです。
11人制になると使えるスペースが一気に増える
中学生になると11人制になり、コートも広くなりました。
すると、
- パスコースが増える
- スペースが広くなる
- ボールを持っていないときの動きが生きる
- ポジショニングが生きる
- ワンタッチや展開が使いやすくなる
- 守備でカバーする範囲が広がる
という変化があります。
だから、ボールを持ってから何とかするのではなく、ボールが来る前から、自分が何をしたくて、どこにいたらいいのかを考えながら動かないといけません。
相手がいない場所はどこか。
味方が使えるスペースをどう作るか。
危なくなりそうなところを、どう先に埋めるか。
あの広いコートでは、そうやって考え、判断するプレーがより大事になります。
息子たちは8人制のころからそういうプレーをしていたので、11人制にも比較的スムーズに慣れることができました^^
下の子は小6のときU13の試合に出て、いきなり2アシスト
下の子は小6のとき、U13の人数が少なかったこともあって、何試合か中学生の試合に呼んでもらえました。
その最初の試合で、いきなり2アシスト^^
僕が、「やっぱり広い方がやりやすそうだな」と実感した試合です。
中学生相手なので、身体ではとうぜん勝てません。
でも、相手がいないところを見つけたり、空いているスペースにパスを出したりすることはできます。
身体能力で勝てなくても、相手より先に見て、先に判断する。
そういう身体能力とは違う「速さ」なら、勝負できるんです^^
中学生になった今も、的確なポジショニングや判断の速さ、縦へのスルーパスは持ち味になっています。

上の子は11人制からフォワードになって得点が増えた
上の子は、中学生になってからフォワードにコンバートされました。
U14のときには、U15県リーグの全試合に出場して、25得点。
最下位リーグだけど、得点王になって3位に貢献^^
そして今シーズンは、同年代のU15県リーグでチームとして初優勝。
もちろん、先輩たちやチームメイトのおかげでもあります。
ただ、小学生のころから身体能力で相手をぶっちぎるタイプではなかった息子は、
- 相手との駆け引き
- ポジショニング
- トラップ
- パス
- ドリブル
- 判断の速さ
- 緩急
そういうものを組み合わせてプレーするスタイルでした。
11人制になってスペースが増え、さらに相手との距離が広がると、基本がしっかりしていることが、より大きな武器になりました。
下の子もですが、相手のゴール前では、自分で仕掛けてスルスルっと抜け、そのままゴール。
そんなプレーも増えました。
攻撃だけじゃなく守備でもポジショニングが生きる
2人とも、「ここをやられたら危ない」という場所に戻ることがあります。
ボールの近くにいるから戻るというより、
「このままいったら、ここが危なくなる」
という場所に先回りしている感じです。
こういう危機察知のような部分は、コートが広くなるほど重要になります。
全員がボールの近くに集まってしまったら、奪われたときに相手に空いたスペースを使われ、一気に攻撃されてしまいます。
だから、
- 今どこにいるべきか
- どこを埋めるべきか
- 誰を助けるべきか
味方と相手の位置を見ながら、そういう判断ができないといけません。
上の息子はフォワードですが、要所要所で守備に戻ります。
そのプレスバックが効いていると、お父さんたちに言ってもらえることもあります。
ただ、2人のそういう力は、中学生になってからとつぜん身についたものではありません。
小学生のころにたくさんの試合に出してもらえたこと。
その実戦の中で、 ボールを持っていないときにキョロキョロする癖をつけたこと。
いろんなポジションを経験させてもらえたこと。
そういう積み重ねが、今に生きていると感じています^^

まとめ|8人制と11人制は別もの
僕は、息子たちがサッカーを始めたときから、8人制よりも11人制で活躍できる選手になってほしいと考えていました。
僕が小学生のころは11人制だったので、今よりもイメージしやすかったんです。
広いコートになると、
- スペースが増える
- パスコースが広がる
- ポジショニングがさらに重要になる
- ワンタッチや展開が使いやすくなる
- 危ない場所への先回りの守備が必要になる
という変化があります。
だから、小学生のころから11人制を見据えて、声かけや大事にしてほしいことを伝えていました。
だから、今の試合を見て、
「この子は目立たない」
「この子には武器がない」
と思うのは、コートの広さや8人制という形式が原因なのかもしれません。
コートが広くなって、人数が増えて、役割が変われば、今まで見えなかった持ち味が出てくることだってあります。
この先もサッカーを続けるなら、小学生のころのプレーがどうかだけで、その子の先の価値は分からない。
息子たちを見てきて、僕はそう思っています^^
