少年サッカーでは、どうしても「どこのチームに入るか」「どんなコーチに教わるか」が話題になりがちです。
でも、親として振り返ったとき、それと同じくらい大きかったと思うのが、一緒にプレーした仲間の存在でした。
うちは強豪チームではありませんでした。
3部リーグから県大会を目指したチームです。
だからこそ、何人かの特別に上手い選手だけで勝つことはできませんでした。
全員が少しずつ成長していかなければ勝てないチームでした。
だから、仲間から学ぶことが本当に多かったと思います。
子どもは、子ども同士で育つこともある
親はつい、
「コーチが何を教えてくれるか」
に目が向きます。
でも、小学生はそれと同じくらい、毎週一緒に練習している仲間から多くのことを学んでいます。
上手い子のボールの受け方。
守備の戻り方。
声の掛け方。
試合でミスをした仲間への接し方。
誰かがやっていることを見て、
「自分もやってみよう」
と思うことが、本当にたくさんあります。
うちの息子たちも、そうやって少しずつ変わっていきました。
ミスを責めるチームではなかった
うちが特に良かったと思っているのは、ミスをした選手を責める雰囲気がなかったことです。
もちろん、悔しい試合もあります。
勝ちたかった試合もあります。
でも、
「何やってるんだ!」
そんな言葉が飛び交うチームではありませんでした。
代わりに、
「次いこう!」
「大丈夫!」
そんな声が自然に聞こえてきました。
だから、子どもたちは失敗を怖がりすぎずにチャレンジできたのだと思います。
上級生から学んだこと
息子たちは、上の学年のリーグ戦にも出させてもらいました。
年上の選手たちは、プレーだけではありません。
声の掛け方も違いました。
守備では、
「中を切れ!」
「後ろいる!」
攻撃では、
「ターンできる!」
「ワンツー!」
そんな声が自然に飛び交います。
そんな、
チームを動かす声。
仲間を助ける声。
そういうものを、同じピッチの中で覚えていきました。
そして、自分たちの学年へ戻ると、今度は息子たちが同じように声を出すようになっていました。
これは、親が教えたことではありません。
仲間から教わったことです。
県大会を決めた試合でも感じた仲間の力
県大会を決めた試合では、息子が2ゴールを決めました。
でも、その記事でも書いたように、一番印象に残っているのは、試合終了後、真っ先にPKを止めたキーパーのところへ走っていった姿でした。
あの行動が自然にできたのも、普段から仲間と一緒に積み重ねてきた時間があったからだと思います。
下の息子も、一つ前の予選では得点し、この試合ではベンチ入りしていました。
兄だけではありません。
ベンチの選手も、途中から出た選手も、最後まで声を出し続けた選手も、全員で勝ち取った県大会でした。
だから、誰か一人だけが主役ではありませんでした。
親は仲間も見てあげてほしい
親は、自分の子どもばかり見てしまいます。
もちろん、それは自然なことです。
でも、少しだけ周りを見てみると、
励ましてくれる子。
よく声を出している子。
誰かがミスをすると真っ先に駆け寄る子。
そんな仲間がたくさんいます。
そういう子たちがいるチームは、少しずつ強くなっていくように感じます。
技術だけではなく、人としても育ち合っているからです。
まとめ|良い仲間との出会いは、一生の財産になる
少年サッカーでは、どこのチームへ入るかも大切です。
どんな指導者に出会うかも大切です。
でも、それと同じくらい、一緒にサッカーをする仲間との出会いは大きいと思っています。
うちの息子たちのチームは、いわゆる強豪チームではありませんでした。
それでも、県大会へ出場し、上の学年でもプレーし、多くの経験ができました。
その土台には、毎週一緒に笑い、悔しがり、励まし合ってきた仲間の存在がありました。
卒団すれば、違う道へ進む子もいます。
それでも、小学生の頃に同じ目標へ向かって本気で戦った仲間との時間は、一生の財産になるはずです。
親としても、
「このチーム、この仲間と一緒にサッカーができて本当に良かった」
そう思えることが、何より幸せなことなのだと、今でも感じています。

